以前は一般入試においては英数ができる事が必須でしたが、ここ数年の教育改革によってその傾向は変わりました。
今は総合型選抜・学校推薦型選抜を利用することで、英検やTOEFLで英語能力を証明できれば、一般入試よりはるかに優位に早慶上智・MARCH、国公立大、医学部などに合格する事ができるのです。
ですから英語という科目は極めて大事なのです。
そのために英語をできるだけ、事前に計画的に準備して英語を得意科目にしてしまいましょう。
中一から英検を受けだし、高校2年生の終わりには英検準1級を取得しておくことが理想です。でも思い通りに英語が伸びなくて、悩んでいる生徒さんも多いのではないでしょうか?
英語が思うように伸びない理由
- 英語の根本である五文型の重要性を理解していない。
- 一般動詞に自動詞と他動詞があり、特に完全と不完全動詞があることを理解していない。
- 単語は品詞を意識していないし、意味だけを機械的に丸暗記して、反意語・同意語、接頭辞・接尾辞、語源などを意識していない。
- 単語・熟語は例文をほとんど読んでいない。
- 約550の重要構文を暗記していない。
- 長文になじんでいないので、読むスピードが遅いし、読むポイントがわからない。
- 長文(エッセイ)の構造がわかってないので、テーマの把握がおろそかになっている。
英語が伸びる学習法
- 英語の神髄である五文型を、多くの問題を解いて100%完全に理解する。
- 一般動詞の自動詞・他動詞、完全・不完全動詞の使い方を、多くの問題を解いて完全に理解する。
- 辞書を見たらまず単語の品詞を確認する癖をつけ、反意語・同意語、接頭辞・接尾辞、語源などを常に意識して、ノートに書き効率的に覚える。
- 単語・熟語は例語と例文を確認しきちんと音読する。 ⇒ 音読により耳からも文が入る。
- 重要構文550を、五文型をベースに理解して徹底暗記。 ⇒ almightyの強力な武器にする。
- まずは自分の興味がある分野の簡単な長文にできるだけ多く接する。 ⇒ 長文になじむ。
- 水が怖い子は、まず水で遊ばせて水になじませて、自然に恐怖心を失くすことが大事。
- エッセイの構造を踏まえてキー・センテンスを見つけ、テーマを意識しながら読んでいく。
英語の具体的な学習計画
「指定校推薦」は高3の6~8月で校内での募集が公開され、10月頃までに学校の代表者が決定、10~11月の出願を経て、12月頃には合否が決まります。
4〜7月
- まずは文法のわからない所は、EVERGREENなどのきちんとした文法書で、体系的な解説を読んで文法の基礎から標準レベルまで、準拠した問題集で理解度を確認する。
- 学習した項目の例文は必ず暗誦する ⇒ 頭に入った例文はいつでも引き出せる
- 「鉄緑会 東大式英単語熟語 鉄壁」を1日1セクション覚え、章末問題で確認テストをする。
- 難易度中くらいの長文にできるだけ触れ、重要語句や構文がどのように出題されているか確認し、知らなかった語句などは東大式や辞書で必ず調べる。
- 共通テストを受ける受験生は週に少なくとも2度は、リスニングの過去問などを聴いて耳を慣らしておく。
8月
夏休みからの計画
例:英検を学ぶための勉強、夏休み中の学習計画
9月〜3月
始業からの学習スタンス
医大・医学部を目指す人の英語の学習について
医学部を目指す受験生は特に一般入試よりも、「学校推薦型選抜」をもらう方が断然有利です。
ですから1年生の時から生徒会、クラブ活動などに積極的に参加してリーダーシップ、コミュニケーション能力を高めておき、定期テストも確実に良い成績を残しておくことが極めて大事です。
それに英検などに着実に努力して結果を残していることは学校側の推薦材料にもなるし、大学側も受験者の医師としての資質をみる大事なポイントになります。また学校推薦型選抜に漏れて、医学部一般入試での自己推薦書を書く時、それに私大で二次面接試験の時も大きなアピール・ポイントにもなります。
一般入試で国公立医学部を受ける場合でも、二年生までに準1級を取っていれば英検はリスニングが難しい事もあり、共通テストのリスニングは自信をもって臨めます。
最後に
医学部や難関校に是非とも合格したい生徒さんは、経験と実績のある英語指導者から上達のポイントをマンツーマンで習うのが最も効率の良いやり方です。その方が自力で学ぶより10倍くらいのスピードで上達すると思います。
当塾の英語指導者は英語に関する専門的知識は少なくとも受験生の数十倍はあり、今までに解いた色んな大学の受験問題の量も数十倍で、大学別の出題の傾向も対策も知り尽くしているからです
ですから大学受験英語のエキスパートの力を借りるのが志望校突破への最短距離です。